豊橋市自然史博物館は、愛知県豊橋市にある市営の自然史博物館です。
自然史博物館といっても、豊橋総合動植物公園(のんほいパーク)という約 40 ヘクタールの敷地に、動物園、植物園、自然史博物館、遊園地がある公園の1施設です。ただ、1施設といっても、かなり本格的な自然史博物館になっています。
子供が大好きな恐竜関係の本格的な展示もありますが、古生物関係や郷土関係の自然史がかなり充実しています。この豊橋総合動植物公園の近くには「地下資源館（付、プラネタリウム施設）」もあります。
自然史博物館の古生物学関係の展示では、エディアカラ動物群やバージェス動物群の展示を含めて、かなり詳しく、化石やそのレプリカを見ることができます。子供だけでなく、大人のかなりの上級者まで十分楽しめます。もっとも、エディアカラ動物群やバージェス動物群の説明が子供にはかなり難しいと思いますし、大人でも古生物学を学んだことのある人でないと、その内容が理解できないという意味でマニアックです（それがよい）。
東海地方では、大都会の名古屋でもこれだけ自然史関係を扱っている博物館はないので、一見の価値はあります（そもそも愛知県は県立の自然史博物館がないので有名です）。豊橋総合動植物公園の入場券だけで、動物園や植物園も見学できるので、コストパフォーマンスが非常に良いと思います。
